9月 15, 2021
サラ・ボロネッシ博士が「セルンCMS実験の性能を向上させたデータ解析手法の開発によってヒッグス粒子の発見及び初のスピンとパリティーの測定に貢献」したことにより欧州物理学会2021年夏季エミー・ネイター特別賞をしました。ボロネッシ博士の所属はフランス原子力代替エネルギー庁(CEA)宇宙基礎理論研究所(IRFU)です。
ボロネッシ博士はT2K実験に2013年から参加していて2020年にT2K実験が初めてレプトンのCP対称性の破れの兆候を掴んだことにも貢献しています。ボロネッシ博士は現在T2K実験の解析グループを総括するコーディネーターとして活躍しています。