T2Kコラボレーションは12ヶ国 70機関から約500人のメンバーが参加しています。以下はT2K実験の略歴です。
1999: ミューニュートリノから電子ニュートリノへの振動現象を探索するために、西川公一郎氏と戸塚洋二氏によってT2K実験が初めて提案される。
2001: Letter of Intent を提出し、計画の予算を正式申請。
2001: 茨城県東海村で大強度陽子加速器施設(J-PARC)の建設が始まる。
2002: T2Kコラボレーションが組織される。ただし、現在のコラボレーションよりも小さな規模で、名称も違うものだった。
2003: T2K実験計画が文部科学省に公式採択される。
2006: T2Kコラボレーションの規模を拡大し、”T2K”の名称を採択。
2006: T2K実験プロポーザルを提出。
2007 – 2009: ND280前置検出器の建設。(後置検出器には、以前のK2K実験によって1996年以来、スーパーカミオカンデが使われている。)
2008: スーパーカミオカンデの検出器エレクトロニクスが、T2K実験に合わせてアップグレードされる。
2009: J-PARCの陽子加速器で初めてニュートリノビームを生成。
2010: ND280前置検出器とスーパーカミオカンデ後置検出器で、最初の物理データを取得。
T2K実験のスポークスパーソンへの問い合わせは、ここからお願いします。